【マギル卒業生が語る！】モントリオールにあるマギル大学はどんな大学？学費や入学条件は？

私はカナダの東側、ケベック州モントリオールにあるマギル大学（McGill University）を卒業しました。

モントリオールは、カナダのフランス語圏にありながらも、国際色が豊かな都市です。

人口は、2023年現在で4,308,000人。カナダでは2番目に大きな都市です。

ダウンタウンでは英語とフランス語が飛び交い、そこから少し歩くとチャイナタウンがあります。

チャイナタウンでは小規模ながらも中国にいるかのような雰囲気が味わえて、一瞬モントリオールにいるのを忘れてしまいそうになることも！

耳に入ってくる中国語がすごく新鮮だし、魅力的で刺激的です。

モントリオールには中国からだけでなく、その他のアジア諸国、ヨーロッパの国々からの移民も大勢いて、その人たちからの影響も大きいのが感じられます。

飲食店のバラエティは豊かで、台湾、韓国、ギリシャ、インド、ポーランド…もう、言い出したらきりがありません。

このようにインターナショナルなモントリオールの町を散策するだけでも、本当に楽しいひと時が味わえます。

もしかしたら、留学先にモントリオールを考えている方もいるのでは……と思いまして、今回は私の母校であるマギル大学について書きたいと思います。

もしあなたが、

• カナダの大学に留学したい
• マギル大学に興味がある
• 学費や入学条件を知りたい

という方でしたら、ぜひこの記事を最後までご覧ください！

私が在籍していたのは20年ほど前の大昔にはなるのですが、実際にこの大学を卒業した者として、大学に関する詳しい情報、入学に必要なもの、学費など、体験談も交えながらマギル大学の現在の情報をお伝えしていきます！

マギル大学はこんな大学です

マギル大学は1821年に創立された、カナダのケベック州にある歴史深い公立の大学です。大学の名前は、創立者であるジェームズ・マギル（James Mcgill 1744-1813)にちなんで名付けられました。

政治や時事問題などを取り上げているカナダの有名なニュースマガジン Maclean によると、数多くあるカナダの大学の中で、マギル大学は2位、医学部のある大学としては18年間連続で1位を獲得！カナダの中でも有数の名門校なのです。

毎年この雑誌 Maclean が発売されると、マギル生たちはランキングが気になって、本屋さんで食い入るように読んでいました。

ちなみに、2023年のQS世界大学ランキングでは31位にランクイン。調べたところ、東京大学は23位、京都大学は36位でした。

マギル大学は著名人も多く輩出しており、2015年から第29代カナダ首相を務めるジャスティン・トルドーもこの大学の卒業生なんです。

マギル大学はカナダのフランス語圏にありますが、大学の授業は一部を除いて、主に英語で行われています。

カナダ人以外の学生たちも多く在籍していました。お互い留学生として仲間意識が持てたり、カナダ出身以外の人たちとも異文化交流ができたりして、学生生活はとても充実していたのを覚えています。

以下に、マギルの概要をもう少し詳しくまとめてみますね。

①所在地

キャンパスは２つに分かれていて、メインキャンパスとマクドナルドキャンパスがあります。

メインキャンパス　住所：845 Rue Sherbrooke O, Montréal, QC H3A 0G4